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2008年6月19日木曜日

症状について

パニック発作は、前触れなく、突然起きるのが特徴です。
主な症状は次の通りです。

■身体的症状
動悸、頻脈、窒息感、胸痛、発汗、めまい、震え、痺れ感や全身の熱感や逆に冷たく感じることもあります。

■精神的症状
「このまま死んでしまうのではないか」「発狂してしまうかもしれない」という強い不安と恐怖に襲われます。
こうした症状は約10分程度をピークに少しずつ軽くなり、多くは1時間以内に解消します。

あまりの激しい症状に救急車を呼んで病院に運ばれることもありますが、時間と共に症状は解消し、心電図などの検査でも異常がないため、入院になることはありません。

一度発作を起こすと、その後の発作がないにもかかわらず、「あの場所に行くとまた発作を起こすのではないか」(予期不安)と恐れるようになり、その場所へ行くことを想像したり、近くに行っただけで、発作が起きそうになることもあります。

あるいは漠然とした予期不安だけが強く出て、発作症状よりもその不安自体に苦しめられることがあります。