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2008年6月19日木曜日

パニック障害とはどんな病気?

例えば、試験を目前にすると、「合格するだろうか」という不安を感じたり、家族が出かけた後に、事故のニュースを聞くと「事故に遭わないだろうか」という不安を感じることは誰でもあります。

しかし、パニック障害は、何の理由も前触れもなく、日常生活の中で、突然激しい不安と恐怖に襲われ、動悸や頻脈、呼吸が苦しいなどの症状と共に、「このまま死んでしまうのではないか」「発狂してしまうのではないか」というような強い恐怖に襲われます。(パニック発作)。一度発作を起こすと繰り返すことが多い病気です。

パニック発作は場所に関係なく起こりますが、初めて発作を起こした場所がエレベーターや電車の中、狭い地下街などの一定時間閉鎖された場所、また人ごみ、雑踏や繁華街など人の集まる場所で起きると「同じ場所で再び発作を起こすのではないか」という不安がひどくなり、そうした場所に行けなくなります。